動画がございますのでご参考にしてください。
切子工房 箴光(しんこう)ホームページURL:https://www.kirikoshinkou.com/
独立切子士 斉藤光が手掛ける「本物」の切子。
創業100年以上を誇る江戸切子の工房で秘伝の手磨きの技術を体得し、生産性や採算が悪いことを考慮しても伝統を大切にし、本物の切子をユーザーに届けたいということで、当工房も手磨きの技術を大切に考えております。
デパートなどの仲介業者を挟んでいないので、値段についても相当には安いはずです。
様々な業者と打ち合わせして選定した三重県産の上質な木を使った木箱に焼き印を押したものに製品を梱包させて頂きます。
写真もあるので参考にして頂けると幸いです。
製品説明
私個人としましては、一番やりたいテーマは「ダークな世界観」を持つ切子のデザインです。
盃ロックグラスという名前にはダークな世界観を感じられませんが、デザイン自体はダークな世界観をイメージして作成しました。
基本となるデザインはやはり盃(さかずき)です。
ルビンの盃というトリックアートをご存じでしょうか?
盃の形によって左右に顔があるように見えるトリックアートです。
それにプラスして、横を向いている2人の顔以外にも他にもなんとなく顔が見えるように透かしを削っております。
私的には気持ち悪い感じの顔が複数見えるように透かしを配置したつもりです。
人によってはもっと別の見え方もするかもしれません。
こういうデザインであることを言われる前は盃に注目して、そういうデザインのように見えたと思います。
しかし、こうやって解説をいれた後では、先ほど見えていたグラスとは全くの別物に見えるかと思います。
全体的に目から血の涙を流しているイメージで作りました。
透かし間の細く残っている色で、血の涙を表現しています。
動画の方がわかりやすいと思うので、動画の方もご参照下さい。
透かしの部分が多いので、人のよっては別の場所に顔が浮かび上がって見えるかもしれません。
人のよって見え方が違うというのが良いデザインのポイントです。
例えば、富士山の絵を切子に施したものは誰が見ても富士山にしかならないので、悪いデザインと私は考えます。
名前はメインとなる盃のデザインから盃ロックグラスと名づけましたが、その平凡なネーミング自体がトリックとなっています。
デザインのテーマとしては圧倒的に正統派ではありません。
売れ筋にはならないと思いますが、心に刺さる人にはとことん刺さるこういうクセの強いデザインこそ重要だと私は考えております。
よく考えると、酒器に別の酒器の形を削るって面白くて自分で少し笑ってしまいました。
ロックグラスにワイングラスの形を削った「ワイングラスロックグラスです!」と言ってるようなものです笑
自分用、贈り物、お店のブランドイメージアップなどにご検討頂ければ幸いです。