90年代初め辺りから梱包を解かないまま、
東京の下町の金属加工会社の倉庫に眠っていた・・・
装飾用の艶やかなパールがかった淡いサーモンピンクの
陶磁タイルを、帯留めに。
小春日和の長閑な午後・・・
小説を読みながら、
いつしか微睡んでいたのか
その世界に時空を超えてワープしていた。
目覚めたら・・・
柔らかな晩秋の陽射しが細く長く入り込み、
優しく揺らめいている。
そんな佇まいが、
季節を問わず、
浴衣などのカジュアル着物や
小紋・紬などの洒落着や
付下げ・訪問着などのプチ・フォーマルや、
アンティーク着物などのコーデに・・・
優しい抜け感と
時空を超えたタイムレスな美のオーラを纏わせ、
着物と帯の色柄空間を
フワッとライトUPしながら、
まどろみの夢の世界に変えて・・・
物語を紡ぎ出し、
はんなりとしたフェミニティ漂う、
優雅な装いに仕上げます。
帯留めを中央に移動させる時には、
裏側から指先を金具に添えて
装飾部分には負荷を掛けずに動かしていただくと、
永くご愛用いただけます。