【 Comment 】
柔らかなレッドアップルや杏のような印象。ソフトで甘みのある酸味をお楽しみいただけます。冷めてくるとカラメルの甘苦さが長く続き、丁寧な精製が伺えます。コーヒーの酸味が苦手だけど、少し冒険してみたい。そんな方にぜひおすすめしたいミャンマーです。
今回はマイクロロットプロジェクトともあって数量限定の販売となります。来期も取り扱いできるか分からないロットになりますので、ぜひ一度お楽しみいただければと思います。
【 Roast 】
焙煎度合い「シティロースト」※中煎り
焙煎度目安 : 浅 ○○●○○○ 深
【 Introduction 】
[生産] ミャンマー
[地域] シャン州 ユアンガン
[生産者]Let Pan Pin (レパンピン村) リーダー U Ko Zaw (コゾウさん)
[標高] 1,400~1,600m
[品種] カツアイ、カツーラ、カティモール、S795
[精製] ウォッシュ
◆ミャンマー
近年、著しい勢いで経済発展が進むミャンマー。山奥の僻地の村でも、どんどん道路整備が進んでいっています。ミャンマーのコーヒーは、アメリカでは東洋のパナマと称されるほど、東南アジアで美味しいコーヒーができる新しい産地として近年注目を浴びています。小規模農家が中心のユアンガンは、土壌の豊かなシャン州の中でも最大級の生産量を誇る地域です。
コロナ・クーデターと大変な状況でしたが、丁寧に仕上がっており、年々の品質向上にも驚かされます。今回のマイクロロットもクリーンカップと甘い酸味が特徴的だと感じましたので、your roasterが得意とする中煎りでの提供とさせていただきました。
◆マイクロロット
マイクロロットとは、1度の輸入に際し1コンテナを埋められないほどの生産量のコーヒーのことです。コーヒーの輸入はコンテナ1台(約17トン)が基本単位ですが、小農家などの生産量ではコンテナを埋めることができず、コモディティとして大きな枠組みで出荷されることがほとんどです。そうなってしまうと、農家が持つポテンシャルや個性が適正に評価されず、生産に対する取り組みがネガティブになってしまうことがあります。
生産者と消費者を繋げるためには何をすれば良いか?小農家の皆さんが丹精込めて生産されたコーヒーを混ぜることなく輸入することで、農家の個性を感じ取ることができるはずです。マイクロロットプロジェクトはそんなインポーター(輸入業者)さんと生産者の努力の賜物だと感じます。
またエクスポーター(輸出業者)さんがダイレクトに消費者のフィードバッグを伝えることもできるので、生豆のクオリティへの反映もスピーディです。来年のミャンマーにも期待大ですね。
◆Let Pan Pin (レパンピン村) インポーターコメント
コーヒー産地ユアンガンの中心部から車で10分ほどの場所にレパンピン村はあります。村の世帯数自体は100世帯と比較的大きな村ですが、その中でも意欲的な生産者3世帯に今回のマイクロミルプロジェクトに取り組んでもらいました。
村の方々にマイクロロットのお話をした時は、うーん、どうかな〜という話をなさっていましたが、実際にその3世帯の方々が加工したコーヒーが販売されているのを見て、メンバーに加わりたいという農家さんが増えているとのことです。
リーダーのコゾウさんを中心に丁寧に仕上げた水洗式コーヒー、クリーンカップが高く甘みがあることに驚きを隠せません。
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