SONY MDR-CD900ST グラウンド分離化 4.4mm5極 ロジウムメッキプラグ使用

中古品を購入し、3極シングルエンドからグラウンド分離して4.4mm5極プラグに改造しています。ケーブは 900 QUATTRO quadcore cable を使用しました。ケーブル長さはプラグ先端まで145cmほどです。その他、スピーカードライバーに少し手を加えて低音を僅かに強めています。

外観
左のイヤーカップ外側、SONYロゴの少し上に凹みがあること、ヘッドバンド内側のヒビ割れが酷かったため、合成皮革を全て剥がして生地が出ている状態であること、左右のイヤーカップにマダラのような模様が浮いてしまっていること、ヘッドバンド外側にヒビ割れがあることなど、外観はよく使い込まれた中古品という感じです。イヤーパッド、およびウレタンリングは出品にあたり新品に交換しました。

音質
グラウンド分離の効果は大きく、オリジナルを聴き返すと、薄いベールがかかったようなフォーカスの甘さを感じるほど、クリアな音質に変化しています。音場も広がり、奥行きを感じます。ボーカルほか、各楽器のパートもオリジナルより音像が大きくなりました。例えるなら、オリジナルはコンサートホールの中程より後方で、本品はステージ目の前のかぶりつき状態で聴くような音場、音像のイメージです。

個人的には全てにおいて自分好みに変化したと感じましたが、各パートが近すぎてゆとりがないと感じられる方もいらっしゃるかもしれませんので、ご自身の音の好みをよくお考えになってからご入札をお願いします。