ヤマニンゼファーが 1993年天皇賞(秋)で血統の距離の壁を乗り越えて優勝した時の単勝馬券と、1992年スプリンターズステークスで2着になった時の単勝馬券です。
ヤマニンゼファーは「マイルの皇帝」ニホンピロウイナーの子で、生涯成績は20戦8勝です。
1991年にデビュー、父から受け継いだ素質でデビュー戦から連勝するなどしましたが、デビュー前に患った骨髄炎の再発で半年休養。復帰後に初のG1スプリンターズステークスに出走しますが7着となります。
1992年 父が優勝した安田記念に出走すると、並いるG1馬や重賞馬を抑えてG1初優勝と父子制覇を成し遂げます。
2度目のスプリンターズステークスでは、直線で先頭に立ちほぼ勝利を目前としながら残り100mから猛追してきたニシノフラワーにゴール直前でかわされ、クビ差の2着と惜敗します。
1993年
安田記念で優勝し連覇を達成すると、天皇賞(秋)に父が挑戦し果たせなかった優勝を目指して出走。最終コーナーで先頭に立ちますが、最終直線で300mに渡ってセキテイリュウオーと壮絶な一騎打ちを繰り広げ、自ら馬体を寄せて絶対に抜かせないという根性のある走りで制してハナ差で優勝。血統の距離の壁を乗り越えて、父の雪辱を果たしました。
マイルG1安田記念、中距離G1天皇賞(秋)と制覇したヤマニンゼファーは、スプリントG1スプリンターズステークスに史上初三階級G1制覇をかけて出走しましたが、サクラバクシンオーに及ばす2着となり、このレースを最後に引退しました。
「たられば」になりますが、もし1992年か1993年どちらかのスプリンターズステークスが2着でなく優勝していれば…
現在に至るまで三階級G1制覇した馬はおらず、今もなおヤマニンゼファーは「史上最も三階級G1制覇に近づいた馬」なのです。
鹿毛で胴が詰まり四肢が発達した短距離馬特有の身体をした賢く素直でおとなしいヤマニンゼファーは、その名ゼファー(西風の神)と根性のある勝負強さから「そよ風(ゼファー)、と呼ぶには強烈すぎた」と称えられた名馬です。
馬券は1992年と1993年に購入し、コレクションとしてクリアホルダーに収納して自宅保管していました。
目立った傷や汚れはありませんが、人それぞれの判断基準があると思いますので写真でご確認下さい。
競馬ファンの方、ウマ娘ヤマニンゼファー推しの方、この機会にいかがでしょうか。
◎馬券は1枚づつ保護用カードスリーブと硬質カードケースの二重にしてエアークッションで包装し、宅急便コンパクトで発送いたします。
