とてもきれいな大正八年のちゃぶ台、状態極上の卓袱台、反り割れ剥げ汚れなし、しっかりした作り、実用可能、102年前の品物、#朝来佐嚢#

大正八年(1919年)のちゃぶ台です。100年以上前のものです。

◎大正の品物としては、極めて状態が良好です。あまり使われなかったか、非常に大切に扱われたものと思われます。普通のちゃぶ台は、汚れ、板の反りや割れ、虫食い穴等が見られることが殆どですが、この品物は材質や塗装も関係しているのか、非常に良い状態です。もちろん、使用に伴う小傷など経年風格を感じさせるものはあります。
◎サイズはだいたいですが、横64cm、縦49cm、高さ28cm(折り畳み時6cm)です。
◎重さはだいたいですが、4.2kgです。重くもなく軽くもなくで、丁度良い感じです。
◎材質も固めの木材なんだと思います。
◎作りも非常にしっかりとしており、隙間など気になる箇所はありません。良く見かけるペラペラの板ではありまそん。
◎折り畳みの足も、折り畳み構造にするからくりも、ガタツキもなく非常にしっかりとしておりスムースに稼働します。
◎ニスか漆か分かりませんが、非常に良い雰囲気を出しております。
◎裏面に「大正八年七月拾七日　求之　多田所有」の墨筆文字があります。昭和中期までは、こうして記録記念の文字入れは普通の事です。今となっては、これがあるので時代が分かる貴重な記録です。
◎足の固定のしかたは、画像4、5、6をご覧ください。足の折り畳みかたは、画像の7、8、9、10をご覧ください。

大正や昭和の初期は、旧家ではない一般庶民は家族で小さな一間や二間の家に住んでいます。大概は長屋であって借家です。毎月大屋さんにお金を持って行って支払います。
風呂などはもちろんありません。夏ならばタライに水を張って行水です。そうでなければ銭湯です。たまに、大屋さんのところのお風呂をお借りもします。
トイレも別棟の共同トイレが多いです。溜まった糞尿はバキュームカーで汲み取りしたり農家が取りに来ます。良い肥料になります。小さな家にトイレなんぞはない方が良かったと思います。臭うからです。
今と違って大家族です。住むところは小さな借家です。家には最小限のものしか置けません。と言うかそんなに物を買うお金もありませんし、そもそも売られているものもそんなに多種類はありません。
幸いにも、上げ下げする布団はせんべい布団でペラペラなんでコンパクトになります。ダイニングテーブルも折り畳みタイプのちゃぶ台です。後はタンスがあるくらいです。電気ははだか電球が一つだけです。

今回の品物は、そんな大正八年の100年以上前のちゃぶ台です。年代物なのに状態が良好で、きたなくもないです。塗装も良好で現代の生活のなかでも十分に使えます。夢のちゃぶ台返しも可能です。私の知る限りですが、とても価値ある品物だと思います。
状態の良いものはなかなか出てこないので、この機会に如何でしょうか。

今後、今まで集めてきた、昭和な品物や鉄道関係を主体に出品してまいります。全体的に状態の良いものが多いと思います。フォロー頂ければ、きっと良いものに巡り会えると思います。

同梱
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